この記事のポイント
- かつては会社がキャリアの道筋を用意し、個人はその中で選べばよかった
- 選択肢が増えた今、キャリアは「与えられるもの」から「自分で選ぶもの」へと変わった
- 「選ぶ力」は生まれつきの才能ではなく、経験を通じて育てられるものである
終身雇用が当たり前ではなくなった今、キャリアは会社から与えられるものではなく、自分で選び続けるものになりました。この変化は、私たちにどんな力を求めているのでしょうか。
会社が「選んでくれた」時代
終身雇用が前提だった時代には、入社した会社が、配属も、昇進も、多くの場合キャリアの道筋そのものを用意してくれました。個人が主体的に「自分のキャリアを選ぶ」場面は、相対的に少なかったと言えます。
選択肢が増えたことは、楽になったことを意味しない
転職、独立、副業。キャリアの選択肢は明らかに増えました。しかし、選択肢が増えたことは、キャリア形成が楽になったことを意味しません。むしろ、何を基準に選べばよいのかを、自分自身で持っておく必要が出てきました。
会社が敷いてくれたレールがない以上、「自分は何を大切にしたいのか」を確かめ続けることが、これまで以上に重要になっています。
「選ぶ力」は、育てられる
キャリアを自分で選ぶ力は、生まれつきの才能ではなく、練習によって育てられるものだと私たちは考えています。小さな選択の場面で、「なぜそれを選ぶのか」を自分の言葉で確かめる経験を積み重ねることが、大きなキャリアの選択にもつながっていきます。
Ordinova Careerが目指しているのは、キャリアの正解を提示することではなく、この「選ぶ力」そのものを、対話を通じて育てる支援です。
選べることが、かえって不安を生むとき
選択肢が多いことは一見良いことのように思えるが、実際には「選べること」がプレッシャーになる場面も多い。転職市場が広がり、副業や独立という選択肢が身近になった一方で、「本当にこれでいいのか」という迷いから抜け出せない人も少なくない。
この迷いを解消するのは、正解を探すことではなく、自分なりの判断基準を持つことだ。Ordinova Careerでは、選択肢を並べて終わりにするのではなく、「なぜその選択をするのか」を言語化する支援を重視している。判断基準が明確であれば、環境が変わっても迷いは小さくなる。